金色のガッシュ２
『金色のガッシュ２』は「週刊少年サンデー」にて、連載されていた『金色のガッシュ』の続編となります。作者は同様に「雷句誠」先生です。
１４年ぶりの連載とあってネットは大盛り上がりになり、発売時の2022年9月には、売れすぎて品薄となり価格が2倍以上の値段になるほど高騰しました。
気にある方は1話だけ無料で読めるので、是非読んでみてください。
ガッシュ２の完成度
話の内容も『金色のガッシュ』の数年後となっており、読者が期待する「その後」を読むことが出来ます。
3巻まで読んだ私の感想としては、
「かなり物語全体を考えて、設定と話を書いている」
と感じました。
続編が始まった時は、「一度ちゃんと完結した物語をどのように再展開していくのだろうか」とかなり気になっていたのですが、そのあたりがちゃんと面白くなるような展開になっています。
前作でガッシュ達の強さはピークに達していますし、見た目以外にどのような成長が望めるのか？強いだけの敵が出てきてグダらないか？などなど疑問もありましたが、そのあたりもしっかり考えられた話の構成になっています。
前作同様に成長のワクワク感や感動を味わうことができるでしょう。
今後の展開にもかなり期待です。
ガッシュ２を見る前に
注意点というほどの事でもないのですが、新章を見るのなら気を付けてほしいと思ったことです。
・漫画を全話読んでおく
やはり漫画の方は先にすべて読み終えてから読むのがベストです。読んでないと話が繋がりにくいですし、なにより、ファンサービス的な模写に気づけないです。これはとても勿体ないです。とても細かい部分なのですが、見てる側が「そーなんよー」ってなる感じのシーンがあるので是非読んでてほしいです。
・読んでいても読み直す
14年前です。結構皆さん忘れていると思います（笑）「みてるからー」ってみて覚えてないパターンはあると思います。思い出しながら見るのも話しに集中できなくて勿体ない感じがするので是非読み直してから見て欲しいです。読み直すと再熱するっていのもありますし！高まった状態でみるのがやはりベストです。
・アニメ勢は絶対原作を読む
これが一番危険です！！！！アニメだけのひとは絶対に一度原作を読んでください！！！
アニメは途中で、いわゆる「アニメオリジナル展開」になるので原作と話しが全然違ってきます。話も完結しないで終わるし、結構重要な部分が無いので新章をよんでもわからないところが多くなってしまうと思います。絶対に漫画を読みましょう。
・完結後の単話を読むとよい
実は連載終了して、雷句先生が書いている次の作品のおまけでガッシュの続きが一話だけ掲載されていました。「どうぶつの国」という漫画の「6巻」に掲載されています。
その話も震える程おもしろいです…！！この話も読んでいた方が新章を面白く読めると思います。ネタバレ含みそうなので理由は言えませんができればでいいので読んでみてください。
ガッシュ２ 3巻
※ここより3巻の軽いネタバレ注意です。一応読んでもそこまで問題ない範囲で書いています。
今日は「金色のガッシュ！！2」コミックス3巻の発売日です！！
— 雷句誠 (@raikumakoto) December 15, 2023
紙の本、電子書籍ともに発売中です！！
目印はティオと恵のツーショット！
全国の書店様、電子書店、アプリにてお買い求めください。😄
よろしくお願いします。🙇🏻♂️😊🙇🏻♂️ pic.twitter.com/VT1APAEMKG
「2023年12月15日」ついにガッシュ2の3巻が発売されました。
表紙を飾るのは「ティオ」と「恵」です。
表紙でさすがに笑いましたね。私は単行本で読んでいるので「え、何この逞しい2人ｗｗ」ってなりました。強そうすぎるんですよ（笑）
ですが、ティオの姿は前作を読んでいれば納得できますね。ウォンレイへの憧れだったり、周りを守りたいという意思が強かったりと、少年漫画の主人公のようなエピソードが多かったですし、逞しく育つのもわかります。
にしても恵が…ムキムキではないはずなのにティオ並みに逞しいのは何なんですかね（笑）
仁王立ちてあんた…アイドルの佇まいじゃないだろ…（笑）
あと表情が全く一緒なのも笑いました。てか表情というより「顔」が全く同じような気もします。
これは雷句先生が狙ったとしか思えないのですね。顔もポーズも揃ってキャラの立たせ方が逞しさを前面にアピールしているとしか思えないです（笑）
ですが、裏表紙は表と打って変わって可愛いです。
気になる方は買ってみてみてください。
3巻の内容について
ガッシュ２ 3巻は表紙の通り、「ティオ＆恵」ペアがメインの話しになっています。
2巻までは一切登場していなかったので、登場からメインの活躍までこの巻で見れます。1巻も2巻もありましたが、やっぱり再開シーンが最高にテンション上がります。
ティオの活躍も表紙に負けないくらい逞しいものです（笑）
この巻では明かされていない謎が判明していくというよりは、「今後の展開」が見えてくる話も出てきました。
私的には嬉しい展開でしたね。あと今後の展開が目まぐるしく進むことは無さそうでした。ガンガン話を進めないで、じっくりしっかり長く連載して欲しいのでよかったです。
いろいろと楽しみなことが起こりそうでワクワクします。
3巻で思ったこと
敵キャラにてついて
3巻でも新しい敵が登場しているのを見て思ったのですが、毎回敵キャラが濃いです。特徴的というか、ただの脇役というより、今後のストーリーで長く出てきそうなくらいキャラが立っています。
ただただ雷句先生が面白く描いた結果、あれだけキャラが立っている可能性もありますね。前作でも出て来る魔物は毎回特徴的で感心させられました。
4巻で活躍するキャラが判明する
少しネタバレになるのですが、最後は「ブラゴ」のパートナーである「シェリー」が登場します。
また、いいところで終わるんですよねぇ…早く続きが読みたいです…
なので4巻で活躍するのは「ブラゴ＆シェリー」のペアになることは間違いないでしょう。表紙もこのペアになると思います。
めちゃくちゃ楽しみですね！なんか最高にスカッとする展開になりそうです！
残酷な模写が前作より増えた
残酷というか「話が重いシーン」が前作より増えた気がします。
私的にはかなり嬉しいです。前作も面白かったのですが、やはり「少年・低学年・子供」を意識して書いている感じが強かったですからね。
昔ガッシュを見ていた人はもうほとんど大人ですし、このくらい「大人向け」の漫画の方が読み応えがあります。
少年誌で連載というわけでもないですし、雷句先生が書きたいようにかけてると思うと嬉しいです。もっと深く濃いストーリーになっていくことが期待できます。
まとめ
3巻は大まかに言うと「ティオ＆恵の活躍」「今後の展開」「シェリー登場」って流れでした。安定して読み応えがあり、熱い展開もありで面白かったです。
前作見ていたら「あ！」ってなる部分が今回もありました。敵の技にも注目してみてください。
4巻発売までにはガッシュのアプリ「金色のガッシュベル!! 永遠の絆の仲間たち(トワキズ)」がリリースしていると思うので、そっちで遊びながら次巻を楽しみにしていましょう。
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